置かれた場所で咲けません。

#life

置かれた場所で咲きなさい。

そんな言葉をよく耳にする。本も出版されていて、ベストセラーになるほど大人気。私は読んでいないけれど、聞いたことくらいはある。

少し調べてみると、「置かれた場所で咲きなさい」という言葉が言いたいことは、自分の居場所がどんな環境であったとしても、たくさん努力をしていけば、いつかきっと幸せになることができる、ということらしい。うまくいかないな、と思うことなんて人生に山ほどある。でも、それに対してたらたらと愚痴をこぼしても何も変わらない。置かれた場所で咲けるように精一杯努力しましょう、と。

自分の境遇や環境に不平不満を言わず、最大限の努力をしてしっかりと結果を出す人はとっても素敵だと思う。まさに、「置かれた場所で咲けた人」。でも、「置かれた場所で咲けない人」もいる。今自分が置かれている環境にたくさん悩んで、辛い思いをして、それでもなお「置かれた場所で咲きなさい 」というのはあまりにも酷だ。そこまでして、置かれた場所で咲く必要はあるのか?

そんな人は、無理をして置かれた場所で咲く必要はない。置かれた場所に居続ける必要もない。自分の居心地の良い場所を見つけて、自分で飛び込む。咲きたい場所に行こうよ。”置かれた場所”は自分で選択できる。

置かれた場所で必死に咲こうとして、枯れてしまうこともある。うつ病とか、過労死とか、心も体もぼろぼろになってゆく。そんな場所にいる必要はない。私の前職はいわるゆる”ブラック企業”だったけれど、入社してたった3カ月で辞めてしまった。職場に向かうことも辛くて辛くて、泣きながら出勤・退勤することもあった。そんな状態では、とても咲く努力なんてできやしない。睡眠時間の少なさ。業務量の多さ。クセのある業務。そんなことから、みるみる摩耗してゆく体力と精神力。咲けなかったことで「私はだめな人間なんだ」と自己肯定感が下がったり。とにかく辛くて苦しい毎日だった。

日本はとても恵まれています。今は大きな戦争が起こっているわけではないし、最低限の生活も保障されている。だから、逃げましょう。なんとかなります。咲きたい場所で、咲きやすい場所で、咲く努力をしましょう。置かれた場所をを非難したり、身体を壊したり、そんなことをしながら咲こうとするよりも逃げる方が絶対に幸せになれる。

私は、こちらの本を非難しているわけではありません。”置かれた場所で咲きなさい”という言葉に救われた人はきっとたくさんいるはず。今の環境の中で最大限の努力をして幸せを見つけることができるならば、それほどいいことはありません。でも、私のようにこの言葉に苦しむ人もいるのではないでしょうか。だから私は、置かれた場所で無理に咲こうとしなくていい、と伝えたい。咲けないからって劣等感を抱く必要もない。咲く場所は自分で選べる。

置かれた場所で咲く努力よりも、咲く場所へ向かう努力を。


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